神戸市内でサルの出没が急増!2025年度は通報1000件超、人への危害も
現在(2026年)、神戸市内でサルの目撃情報が急増しており、市民生活に大きな影響を与えています。神戸新聞NEXTの報道によると、2025年度の神戸市へのサルに関する通報は、前年度の2.4倍にあたる1070件に上り、1日に約3件のペースで報告されている計算になります。
特に懸念されるのは、人への危害が多発している点です。2025年度には16件もの被害が確認されており、子どもや女性が追いかけられたり、かみつかれたりするケースが発生しています。市は、これらの被害の大部分が同一の個体、いわゆる「ハナレザル」によるものと推測しています。このサルは人に慣れており、自身より弱いと判断した相手を攻撃する傾向があるようです。
2025年度に目撃情報が最も多かったのは北区で677件。中央区、灘区、東灘区を除く6区で年間を通じて目撃されており、その広範囲な行動が市の対応を難しくしています。市は通報を受けて職員が現場に駆けつけ、捕獲を試みていますが、サルの俊敏性と移動範囲の広さから、これまでのところ捕獲には至っていません。
もしサルに遭遇したら?神戸市が呼びかける対処法
神戸市は、市民の安全を守るため、サルに遭遇した際の注意点を強く呼びかけています。最も重要なのは、「絶対にサルを刺激しないこと」です。以下の行為は避けるようにしてください。
- 追いかける
- 写真を撮る
- 大きな声をあげる
- 不用意に近づく
- 目を合わせる
もしサルに出合ってしまった場合は、以下の手順で行動しましょう。
- 気付かれないように距離を取り、速やかに安全な場所へ移動する。
- 安全を確保した上で、神戸市鳥獣相談ダイヤル(TEL:078-333-4408)に通報する。
また、サルが市街地に定着することを防ぐため、「餌付けは厳禁」です。サルに食べ物を与える行為は、人との距離感を縮め、さらなるトラブルの原因となります。ご自宅の窓やドアの施錠を徹底し、サルが家屋に侵入するのを防ぎましょう。
このサルは神戸市内だけでなく、阪神地域や播磨地域にも出没している可能性があり、加古川市では児童2人が襲われる被害も発生しています。各市町でも同様の通報を受け付けており、地域全体での警戒が求められています。詳細は公式サイトや現地でご確認ください。