神戸の復興シンボル曲を生んだ臼井真さんを偲び、うたいつぐ集い
阪神・淡路大震災の直後、傷ついた人々の心に寄り添い、神戸の復興の象徴として愛され続けている神戸市歌「しあわせ運べるように」。その生みの親であり、長年音楽教諭としてたくさんの子どもたちに歌の力を伝えてこられた臼井真さんが2026年7月に旅立たれました。
そんな臼井さんの温かい足跡をたどり、残された名曲たちを次の世代へと歌い継ぐ特別なイベント『臼井真メモリアル「偲び、うたいつぐ」』が、2026年11月8日(日)に神戸市中央区・春日野道エリアで開催されます。どなたでも事前予約なし・無料で自由に参加できます。
名曲が誕生したゆかりの地「コミスタこうべ(旧吾妻小学校)」で開催
今回の会場となるのは、神戸市生涯学習支援センター「コミスタこうべ」の体育館および運動場です。ここはかつて神戸市立吾妻小学校だった場所で、震災当時、音楽教諭だった臼井さんが被災した街を見つめながら、わずか10分ほどで「しあわせ運べるように」を書き上げた、まさに発祥の地でもあります。
31年もの時を経て、曲が生まれたかけがえのない場所に集い、臼井さんの音楽と想いに触れる貴重な時間となりそうです。
思い出の展示や合唱、最後はみんなで大合唱も
臼井さんは生涯で400曲を超えるオリジナル楽曲を手がけてこられました。当日はその音楽活動を振り返る多彩なプログラムが予定されています。
会場内では、臼井さんの足跡や音楽活動の歩みをたどる「思い出の品・写真の展示」が行われるほか、ゆかりのある関係者や全国の被災地から寄せられた温かいメッセージを紹介。ゴスペル歌手の森祐理さんや「福島しあわせ運べるように合唱団」からのビデオメッセージも届けられます。
また、「楽曲の紹介」ステージでは、神戸市立桂木小学校HAPPY合唱団や、永田みどりさん・上杉登美さんらによる歌唱ステージを実施。献花の時間には臼井さん自身の弾き語り映像「ラストソング 巣立ちゆく教え子へ」が流れます。
さらにフィナーレでは、スクリーンに映し出される臼井さんの指揮映像に合わせて、来場者全員で「しあわせ運べるように」と「みえない翼」を大合唱!お見送りの時間には「あなたの心に」が歌われるなど、会場全体が温かな音楽の調べに包まれます。
イベント開催概要
【開催日時】
2026年11月8日(日)13:00~15:00(開場 12:30)
【会場】
神戸市生涯学習支援センター(コミスタこうべ)体育館・運動場
(神戸市中央区吾妻通4-1-6)
【参加費】
無料
【参加方法】
事前申し込みは不要です。当日直接、コミスタこうべ体育館(4階)入口へお越しください。
臼井さんへの想いやエピソードを届けるメッセージも募集中
現在、臼井さんとの思い出や「しあわせ運べるように」にまつわるエピソード、感謝のメッセージを届ける専用フォームも開設されています。寄せられたメッセージは当日の会場展示やSNSでの紹介、記念誌などに活用される予定とのこと。当日どうしても会場へ行けないという方も、ぜひ想いを綴って届けてみてはいかがでしょうか。
震災を乗り越え、いまや神戸だけでなく全国、そして世界中で歌い継がれている「しあわせ運べるように」。臼井先生が音楽に込めた優しい祈りや希望を胸に、みんなで声を合わせて温かなひとときを過ごしてみませんか。