歴史ある景観と調和する、JR神戸駅前の大規模リニューアル
神戸の玄関口のひとつとして多くの人々が行き交うJR神戸駅。現在、神戸市によって駅前広場の大規模な再整備計画が進められており、地下街の吹き抜け空間を覆う「大屋根」のリニューアルデザインがついに決定しました。
新しい大屋根は木材をふんだんに取り入れ、訪れる人に落ち着きと温かみを感じさせる洗練されたデザイン。地域の象徴である『湊川神社』や、1930年に誕生した重厚感あふれる3代目神戸駅舎のクラシカルな佇まいとも美しく調和する空間を目指しています。こちらの完成は2034年度末を予定しており、神戸駅前の新たなランドマークとして期待が膨らみます。
D51前が歩行者のための開放的な広場に!社会実験を経て2029年度末オープンへ
駅前広場のもうひとつの大きな見どころが、親しまれている「D51(デゴイチ)蒸気機関車」周辺の空間づくりです。これまで自動車が通っていた道路スペースを見直し、D51と一体となった居心地の良い歩行者広場へと生まれ変わります。
2024年に実施された道路の芝生化実験に続き、持続可能な管理や運用を見据えた社会実験を重ねながら、2029年度末の広場完成を目指して着々と準備が進められています。電車を眺めながらゆったりと散策したり、ベンチでひと休みしたりできる、市民の新たな憩いの場になりそうですね。
駐輪場の地下化ですっきり!歩きやすく快適な駅前へ
景観の向上とともに、日常の利便性も大きくアップします。地上に散らばりがちだった駐輪場を地下へと集約する工事が進んでおり、兵庫駅側には地下タワー式駐輪場3基(計684台分)が先行オープン。さらに元町駅側でも地下タワー式2基(408台分)と地下平面式(260台分)の供用が控えています。
地上スペースが広々と開放的になることで、ベビーカーを押す方やキャリーケースを持つ旅行者にとっても、よりスムーズで歩きやすい駅前空間へと進化していきます。
お気に入りの駅前風景がさらに素敵に
歴史ある街並みを大切に受け継ぎながら、人と環境に優しい空間へと少しずつ姿を変えていくJR神戸駅前。木の香りが漂う大屋根の下で待ち合わせをしたり、緑豊かな広場で季節の風を感じたりと、これからの完成が本当に待ち遠しいですね。お近くをお通りの際は、ぜひ変わりゆく駅前の景色に注目してみてください!