約80年愛された新開地商店街の場所から次なるステージへ
神戸のレトロな下町情緒が色濃く残る新開地商店街。その一角で長年にわたり地元住民や観光客に親しまれてきた老舗和菓子店『福進堂』が、移転に伴い長年営業を続けてきた場所での歴史に幕を下ろしました。
お店があったのは、新開地駅から南へ徒歩3分ほど、アーケードを抜けた先の「新開地ひろば」の向かい。手焼きの「瓦せんべい」やお団子、昔懐かしい「野球カステラ」など、職人の温もりを感じる和菓子を届けて約80年もの歳月を刻んできました。店頭にはこれまでの感謝を伝える手書きの「移転のお知らせ」が掲げられ、惜しむ声が広がっています。
名物「瓦せんべい」は製造終了へ。新たなスタート
今回の移転を機に、看板商品のひとつであった「瓦せんべい」の製造が終了となりました。50年以上にわたって現役で活躍してきた製造機や包装機が寿命を迎えたことが理由とのこと。創業当時から親しまれてきた伝統の味とのお別れはちょっぴり寂しいニュースですが、長年街の笑顔を支えてくれた機械たちにも「本当にお疲れ様でした」と声をかけたくなりますね。
気になる移転先は兵庫区塚本通!2026年11月中旬オープン予定
気になる新店舗の場所は、以前のお店から歩いて10分ほど、神戸市兵庫区塚本通1丁目の「まつやビル」1階です。新開地駅の7番出口からなら徒歩3~4分ほどと、アクセスしやすい立地となっています。
目の前には「神戸市立兵庫中学校」があり、周辺にはかき氷店やビル群が立ち並ぶエリアです。新店舗は2~3年後に控える本移転までの「仮店舗」としての営業となるそうですが、内装の壁を藍色に彩るなど、着々とオープンに向けた準備が進められています。
新しい店舗のオープン予定は、2026年11月中旬。新生『福進堂』のテーマは「お客様が笑顔になってもらえるようなお菓子を楽しく作ること」だそうです。長年培った技術と温かい想いはそのままに、新天地でどんな美味しいお菓子に出会えるのか、今からオープンが待ち遠しいですね!