五感で歴史や文化を体感!「ふれる×れきはく」が開幕
姫路市にある兵庫県立歴史博物館にて、注目の体験型企画展「ふれる×れきはく-ユニバーサルミュージアムへの試み-」が開催されています。
博物館といえば「静かにガラス越しの資料を眺める場所」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし今回の特別企画展は、年齢や性別、障がいの有無などに関係なく誰もが楽しめる「ユニバーサルミュージアム」を目指した新しい試みです。県内各地の伝統工芸品や貴重な資料の複製品などに実際に触れながら、触覚や聴覚、嗅覚など五感をフルに使って兵庫の多彩な歴史・文化を味わうことができます。
ひょうご五国の魅力から仏像の模刻まで!充実の体験展示
展示空間には、思わず触れてみたくなるユニークな展示が勢揃いしています。兵庫五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)に息づく工芸や文化をテーマに、なめらかな姫革細工の手ざわり、淡路人形の精巧な仕組み、コミカルな神戸人形のからくりなどを間近で体験可能です。
さらに、兵庫教育大学と連携して制作された仏像の「部分模刻」にも注目です。聖観音立像の優美な手腕や華やかな宝冠、愛らしい狛犬の頭部など、普段は絶対に触ることのできない造形に手で直接触れ、その質感や立体感を確かめることができます。そのほか「手で見る仏とあの世」や「古銭のなぞ」「和本、大解剖!」など、大人から子どもまで知的好奇心を刺激されるコーナーが盛りだくさんです。
全日程が「自由に話せる観覧日」!親子連れも安心
今回の企画展は、会期中の全日程が「自由に話せる観覧日」に設定されています。「触ってみてどう感じた?」「これ、おもしろい形だね!」と、家族や友人と感想をその場で声に出して語り合えるのが大きな魅力です。
小さな子ども連れのファミリーや、静まり返った空間での鑑賞に緊張してしまう方でも、周囲を気にしすぎることなくリラックスして展示を楽しむことができます。高校生以下は入場無料となっているため、秋のおでかけや学びの場としてもぴったりですね。
展示情報まとめ
会期:2026年10月3日(土)~11月29日(日)
会場:兵庫県立歴史博物館(兵庫県姫路市本町68)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
観覧料:大人 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無料
目で見るだけでは分からなかった歴史の奥深さや、手仕事のあたたかさに触れられる貴重な機会です。ぜひこの秋は姫路城のすぐそばにある歴史博物館へ足を運び、家族みんなでワクワクする「触れる体験」を楽しんでみてはいかがでしょうか。