神戸のど真ん中でプライドが激突!街の境界線を決める大一番
神戸を代表する2大エリア「元町」と「三宮」。お隣同士でありながらそれぞれ独自の魅力を持つこの2つの街が、なんと『綱引き』で境界線を決めるというユニークなイベント「第2回 神戸 大綱引き大会」が開催されました!
会場となった三宮本通り周辺は歩行者天国となり、秋晴れの空の下、綱引きの参加者約300人とたくさんの見物客が詰めかけ、熱気あふれるお祭りムードに包まれました。
負ければ「東元町駅」に改名!? ざわめく会場とキャプテンの意地
2025年の第1回大会では、元町チームが4勝1敗で圧勝。その結果、両エリアの境界線は「京町筋」と定められていました。そして迎えた今回の第2回大会、試合直前に司会者から衝撃のルールが告げられます。なんと「元町チームが勝利した場合、境界線はさらに東の『フラワーロード』まで進出する」というのです。
これには「三宮駅前まで元町エリアになってしまうの!?」と観客や参加者からもどよめきが。三宮チームのキャプテンを務める神戸阪急の杉崎店長は「負けたら三宮駅を『東元町駅』に改名せなあかん…」と危機感をあらわにしつつチームを鼓舞。対する元町チームのキャプテン、大丸神戸店の松原店長は、昨年の勝利を背景に余裕の笑顔を見せ、試合前からバチバチの心理戦が繰り広げられました。
生田神社の鳥居前で神事&白熱の五番勝負!
決戦の場となった生田神社の鳥居前では、まず厳かにお祓いとお清めの神事が執り行われました。さらに特別ゲストとして、プロレス団体「DRAGON GATE」のレスラーやラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」の選手が登場し、「全日本綱引選手権大会」覇者である神戸消防局チームとの大迫力デモンストレーションを実施。会場のボルテージは最高潮に達します。
そして迎えた本戦の五番勝負。第1回戦・第2回戦は勢いに乗る元町チームが連勝!「このままでは本当にフラワーロードまで元町になってしまう…」と三宮チームに焦りが走るなか、第3回戦・第4回戦で三宮チームが意地の底力を発揮して連勝し、勝負の行方は運命の最終第5回戦へもつれ込みました。
大歓声の逆転劇!境界線は「生田筋」へ
互いに一歩も譲らない大熱戦の末、見事に勝利を掴んだのは三宮チーム!劇的な逆転勝利が決まった瞬間、会場には割れんばかりの歓声が響き渡り、三宮チームの杉崎店長が高々と宙を舞いました。
この結果により、元町と三宮の境界線を示すタペストリーは「生田筋」に設置されることが決定。もちろん、この勝敗によって実際の行政区分や生活が変わるわけではありませんが、街の商業者や住民たちが一体となって本気で笑い、本気で競い合う姿は、神戸の街の温かさと活気そのものでした。
早くも「来年も戦いたい!」との声が多数上がっているこの大綱引き大会。次はどのようなドラマが生まれるのか、神戸のユーモアあふれるライバル対決から今後も目が離せません!