兵庫県の最低賃金が過去2番目の大幅アップ!10月1日から時給1,172円へ
兵庫県で働くみなさんに耳よりなお知らせです。兵庫県内の労働者に適用される「最低賃金」が、これまでの時給1,116円から56円引き上げられ、時給1,172円となる見通しとなりました。2026年8月4日に兵庫地方最低賃金審議会から兵庫労働局長へ答申されたもので、2026年10月1日からの適用が予定されています。
今回の56円という引き上げ額は、前年度の64円アップに次ぐ過去2番目の上げ幅です。これで兵庫県の最低賃金は23年連続での引き上げとなります。
パート・アルバイトも対象!気をつけたい計算ルールと「手当」の注意点
最低賃金制度は、正社員だけでなくパートやアルバイト、契約社員など働くすべての人に適用される大切なルールです。日給や月給で働いている場合でも、1時間あたりの金額に換算したときに1,172円を下回っていないかが基準となります。
ここで特に注意したいのが、給与明細に含まれる「手当」の扱いです。今回の答申でも明記されているとおり、以下の手当は最低賃金の計算に含まれません。
・精皆勤手当
・通勤手当
・家族手当
これらを除いた基本となる賃金のみで、時給1,172円をクリアしているかを確認する必要があります。「手当込みで時給を超えているから大丈夫」と思いがちですが、しっかりチェックしておきましょう。
働き手も事業者も!10月の改定に向けて今できること
今回の審議会からは、賃上げに伴う中小企業・小規模事業者への支援拡充や「業務改善助成金」の対象拡大、さらにいわゆる「年収の壁」の解消に向けた制度見直しなど、政府に対する4つの強い要望も添えられました。最低賃金が上がることで扶養の範囲を気にして労働時間を減らさざるを得ない現状など、現場に寄り添った改革が期待されています。
10月からの改定に向けて、働くみなさんはご自身の給与明細や求人票の記載内容を一度確認してみるのがおすすめです。また、事業者のみなさまは9月中に賃金規定や体制の見直しを進めておくと安心ですね。詳しい特例や手続きなどは、公式サイトや現地でご確認ください。
時給アップは日々の生活をサポートしてくれるうれしいニュースですね。秋からの新体制に向けて少しずつ準備を進めて、明るい気持ちで10月を迎えましょう!