彫刻の保存と継承を考える!兵庫県立美術館で記念シンポジウム開催
芸術の秋、神戸市中央区の「兵庫県立美術館」にて、注目の特別展記念シンポジウム「美術館における彫刻の活用と管理」が2026年11月1日(日)に開催されます。
本シンポジウムは、同館で開催中の「国立美術館コレクション・ダイアローグ 松方幸次郎×山村德太郎 蒐集のパッション ―ロダンを日本へ、具体を世界へ」展に関連した特別企画です。西洋美術を日本へ紹介することに情熱を注いだ松方幸次郎と、戦後日本の前衛美術を未来へ残そうとした山村德太郎。熱い想いで集められた珠玉の作品群を、美術館はどのように守り、次の時代へと受け継いでいるのでしょうか。普段は見られない「作品の保存修復」という美術館の大切な仕事に迫ります。
豪華な専門家が集結!2部構成で深掘りする彫刻のいま
当日は、彫刻の制作技法や修復の現場に携わるエキスパートたちが登壇し、充実の2部構成で熱い議論が交わされます。
第1部「ロダンの制作技法と作品の活用」では、国立西洋美術館が所蔵するロダン作品の修復を手がけた修復家と、ロダン作品を所蔵する静岡県立美術館の学芸員を迎え、制作技法や作品保全のリアルな現場について掘り下げます。
第2部「美術館における彫刻作品の修復・メンテナンス」では、金属、石、複合素材などを専門とする保存修復担当の学芸員たちが登壇。野外彫刻や立体作品が抱える素材ごとの課題、日々行われている緻密な管理やメンテナンスのあり方について具体的に解説されます。
参加方法とイベント概要
シンポジウムへの参加は先着順(定員150名)で、当日の展覧会観覧券があれば聴講可能です。
【開催日時】
2026年11月1日(日)13:00~17:15(開場 12:30)
【会場】
兵庫県立美術館 KOBELCOミュージアムホール
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
最寄駅:阪神岩屋駅/JR灘駅/阪急王子公園駅
【定員・参加費】
先着150名(聴講には本展覧会観覧券が必要です)
おわりに
展示室で静かに佇む彫刻作品たちの裏側には、美しさをそのまま未来へ届けるための専門家たちの地道で情熱的な技術が詰まっています。作品の背景にある保存修復のドラマを知ると、いつもの展覧会鑑賞が何倍も深く、面白いものに感じられそうですね。アートファンはもちろん、ものづくりの裏側に興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考サイト: 公式サイト