日本でここだけ!ホテル最上階に佇む「公式灯台」が特別公開
メリケンパークの先端、海に突き出るように建つ白亜のリゾートホテル「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」で、特別な一般公開イベントが開催されます。
毎年11月1日の「灯台記念日」に合わせて実施されるこの催しでは、日本で唯一とされる「ホテルに建つ公式灯台」を間近で見学可能。普段は立ち入ることができないホテル最上階・14階のバルコニーが特別に開放され、予約不要・参加費無料で楽しめます。
震災を乗り越え受け継がれた、神戸のシンボル
この灯台の歴史は古く、旧「オリエンタルホテル」が神戸市中央区京町に移転した1964年に遡ります。「港町・神戸のシンボルに」という願いを込めて日本で初めてホテルの屋上に設置されたのが始まりでした。
1995年の阪神・淡路大震災で被災したものの、同年に開業した現在の神戸メリケンパークオリエンタルホテルへと受け継がれました。1995年7月7日午後7時7分、開業を祝う777発の花火とともに再び光を灯したという、神戸の復興を見守り続けてきた大切な存在です。
最上階からの絶景と、受け継がれる歴史の面影
公開場所となる14階南側のバルコニーには、灯台だけでなく、1956年に昭和天皇が神戸港の夜景を詠まれた「昭和天皇の歌碑」も設置されています。ぐるりと海を見渡せる特別なロケーションから眺める神戸港の風景は、思わず息をのむ美しさです。
なお、ホテル正面玄関には、旧ホテルから受け継がれた2体の「鬼瓦」も設置されており、街の平和を護るシンボルとして今も見守っています。灯台を見学する際は、あわせて足元や玄関の歴史にも目を向けてみてくださいね。
イベント開催概要
開催日は2026年11月1日(日)。15:30から16:30までの1時間限定公開(受付開始 15:20/最終入場 16:20)となります。待機スペースがないため、開放時間に合わせて訪れるのがおすすめです。来場者が多い場合は安全のため一時的な入場制限がかかることがありますので、時間に余裕を持ってお出かけください。
海風を感じながら、普段は見られない特別なアングルからの神戸のパノラマビューを楽しんでみてはいかがでしょうか。港町ならではの歴史とロマンに触れる、素敵な秋の散策になりそうですね。