地震後の通電火災を防ごう!神戸市が分かりやすい啓発動画を公開
大規模な地震が発生した際、特に注意しなければならないのが「通電火災」です。神戸市では、この通電火災の危険性と事前対策について学べる啓発動画を公開しています。
この動画は、神戸市消防局と家庭用品事故の分析に専門性を持つ独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」がタッグを組んで制作したもの。神戸市消防局のホームページや公式YouTubeチャンネルで気軽にチェックできますよ。
復旧時の油断が火災に?「通電火災」のリスクと教訓
通電火災とは、地震の揺れによって電気ストーブなどの暖房器具が衣類や家具に接触したままになったり、電気配線がダメージを受けたりした状態で停電から復旧し、再び通電した際に発生する火災のことです。
1995年の阪神・淡路大震災では、神戸市内で発生した建物火災157件のうち、実に33件が通電火災だったというデータが残されています。また、2024年の能登半島地震でもその重要性が改めて認識されており、今や社会全体で取り組むべき大きな課題となっています。
自動で電気を遮断!「感震ブレーカー」の導入と注意点
通電火災を防ぐ基本は「避難時にブレーカーを切る」ことですが、いざ大地震が起きた混乱の中で冷静にブレーカーを切って避難するのは簡単なことではありません。
そこで大きな力となるのが「感震ブレーカー」です。一定以上の揺れを感知すると自動で電気を遮断してくれるため、不在時や急いで避難する際にも安心です。なお、ブレーカーが落ちると室内が暗くなってしまうため、一定時間後に遮断するタイプの製品を活用したり、すぐ手に取れる場所に非常用懐中電灯を備えたりしておくのがポイントです。
万全の準備で大切な住まいと命を守ろう
いつ起こるかわからない災害だからこそ、正しい知識を持って「一歩先の備え」をしておくことが大切です。まずは公開中の動画をチェックして、ご自宅の防災対策を楽しく見直してみてはいかがでしょうか。日頃のちょっとした準備が、大きな安心につながりますよ!