認知症になっても安心して暮らせるまちへ!神戸市独自の「神戸モデル」とは?
自分自身や大切なご家族の将来を考えたとき、ふと不安になるのが「認知症」のこと。神戸市では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちを目指し、2019年から「神戸モデル」という独自の認知症施策をスタートしています。
この「神戸モデル」は、早期発見・早期対応から、万が一の事故に対する補償まで網羅した全国的にも注目されている手厚い支援体制なんです。
早期受診から事故の補償まで!2つの大きな柱
「神戸モデル」の根幹をなすのが、「認知症診断助成制度」と「認知症事故救済制度」の2つの仕組みです。
まず「認知症診断助成制度」は、65歳以上の神戸市民を対象に、認知症の疑いの有無を調べる第1段階と、専門医により診断を行う第2段階の2段階方式で検診費用を市が助成してくれる制度です。すでに延べ10万人以上の方がこの制度を利用して受診しており、早期発見・早期治療につながっています。
そして、ご本人やご家族にとって心強いのが「認知症事故救済制度」です。事前登録を行うことで、事故が起きた際の損害賠償責任を最大2億円まで補償する保険に市が負担して加入できるほか、事故被害に遭われた市民への見舞金支給制度も用意されています。
GPSや見まもりシールなど日常の安全を支えるアイテムも
事故救済制度では保険金だけでなく、日々の暮らしを見守る具体的なサービスも展開されています。
認知症の方の位置情報を確認できる「GPSサービス」では、初期費用や月額利用料の半額を市が負担してくれるサポートを実施。さらに、行方不明時の迅速な保護につながる「みまもりシール」の配布や、トラブル時にいつでも相談できる「24時間365日対応のコールセンター」など、多角的な支援が整っています。
万が一の備えを知って、地域みんなで温かく暮らそう
認知症は誰にとっても身近な課題であり、家族だけで抱え込むには限界があります。神戸市のように行政がしっかりバックアップしてくれる仕組みがあると、ご家族も安心してお過ごしいただけますよね。
もし周りに「最近少し心配だな」と感じるご家族やご友人がいらっしゃれば、ぜひこの「神戸モデル」のことを教えてあげてください。制度の利用方法や詳細については、神戸市の公式サイトや窓口でご確認いただけます。みんなで支え合える温かい街・神戸で、いつまでも健やかに過ごしていきましょう!